民泊の近隣トラブルで最も多いのが「音」。壁の防音を工事し直すのは大変でも、 音の通り道になりやすい「ドア」は1枚から交換できます。T2〜T4の遮音等級を備えた木製防音ドアで、 宿の静けさと木の質感を両立します。
相談無料・図面がなくてもOK。「どの部屋の、どんな音を抑えたいか」が分かれば確認を始められます。
深夜の話し声、廊下への音漏れ、隣室からのクレーム—— 音の問題はレビューに直結し、最悪の場合は近隣からの通報・営業継続の支障になります。
グループ利用の民泊では夜間の会話や生活音が課題。音は壁より先に、隙間の多いドアから漏れます。
壁・天井の防音改修は大掛かり。まずは弱点であるドアの交換が、費用対効果の高い一手です。
24時間換気のアンダーカット(ドア下の隙間)は音の抜け道。通気と遮音の両立には専用の製品が必要です。
ドアの遮音性能はJIS(JIS A 4702)の遮音等級「T-1〜T-4」で表され、数字が大きいほど高遮音です。 国内メーカーの防音ドアは、音響透過損失の試験データ付きで等級を確認できます。
| 遮音等級 | 500Hz透過損失の目安 | 体感の目安 | 該当製品 |
|---|---|---|---|
| T1 | 約25dB | 一般的な室内ドアより一段静か | 通気遮音ドア・通気遮音引戸(T1〜T2相当) |
| T2 | 約30dB | 話し声が気にならないレベルに低減 | 防音ドア【T2】・防音引戸【T2】 |
| T3 | 約35dB | 大きめの話し声・テレビ音も低減 | 防音ドア【T3】 |
| T4 | 約40dB | 楽器・シアター用途も視野に入る高遮音 | 防音ドア【T4】(四方枠) |
※dB値はJIS遮音等級曲線の500Hz帯の目安です。実際の性能はカタログ掲載の音響透過損失試験データ(125〜4000Hz)でご確認ください。体感は室の条件により異なります。
メーカー総合カタログ premium 2024-2025「防音ドア」(P.76-79)より。 すべて既存開口に合わせるカスタム(受注生産)で、価格は寸法・仕上げ・金物により個別見積となります。
| 製品 | 写真 | 遮音性能 | 製作サイズ(枠外・mm) | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 防音ドア【T2】 片開・親子・両開 | ![]() | T2等級 (試験データ掲載) | 片開: 幅885以下 親子: 幅1383以下 両開: 幅1720以下 高さ 2053以下 | 個別見積 (カスタム受注生産) |
| 防音ドア【T3】 片開・三方枠 | ![]() | T3等級 (試験値はT4等級に迫る) | 幅885以下 × 高さ2053以下 | 個別見積 (カスタム受注生産) |
| 防音ドア【T4】 片開・四方枠 | ![]() | T4等級 (最高グレード) | 幅885以下 × 高さ2053以下 | 個別見積 (カスタム受注生産) |
| 防音引戸【T2】 片引 インセット/アウトセット | ![]() | T2等級相当 (JIS A 4702換算値) | 幅1510〜2310 × 高さ1870〜2235 | 個別見積 (カスタム受注生産) |
| 通気遮音ドア 上下通気口付 | ![]() | T1〜T2相当 通気を確保しつつ遮音 | 幅885以下 × 高さ2053以下 | 個別見積 (カスタム受注生産) |
| 通気遮音引戸 | ![]() | T1〜T2相当 通気を確保しつつ遮音 | 幅2310以下 × 高さ2140以下 | 個別見積 (カスタム受注生産) |
※出典: メーカー総合カタログ premium 2024-2025「防音ドア」(P.76-79)。写真は同カタログからの引用です
※枠見付25mm。納まりに応じて縦枠のカットが必要となります。防音ドアはカタログに定価表の掲載がなく、寸法・仕上げ・金物を確認のうえ個別にお見積りします。
防火戸が必要な場所(竪穴区画など)では、遮音性能を備えた木製防火ドア sa-fire シリーズで「防火+防音」を1枚で兼ねられます。こちらはカタログに設計価格の掲載があります。
| タイプ(建て方) | 写真 | 型番 | 遮音性能 | 防火性能 | 設計価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| 片開 | ![]() | V30 | T2(Dt45)・T3(Dt54) | 20分遮炎(EB-1754) | ¥412,000 〜 ¥833,000 |
| 片袖付片開 | ![]() | V31-1 | T2 | 20分遮炎(EB-2395(2)) | ¥632,000 〜 ¥1,263,000 |
| 両開 | ![]() | V31-2 | T2 | 20分遮炎(EB-2395(1)) | ¥739,000 〜 ¥1,601,000 |
| 片開(スチール枠) | ![]() | V35 | T2 | 20分遮炎(EB-3549) | ¥493,000 〜 ¥714,000 |
| 片引 | ![]() | V29 | T1 | 20分遮炎(EB-1704) | ¥885,000 〜 ¥1,110,000 |
※出典: 同カタログ「木材種別設計価格」(P.62-65)・「製品仕様」(P.47)。価格は樹種・デザイン・サイズ(DH2100〜2700)による幅で、金物代・沓摺代・運送費・取付施工費・消費税は含まれません。60分遮炎の特定防火設備(V66・V67・V65系、遮音T2)もあります。詳細は木製防火戸のページへ。
等級を上げるほど価格も重量も上がります。過剰スペックにしないために、部屋の用途と悩みから逆算して選定します。
「隣室への話し声」ならT2、「テレビ・楽器」ならT3〜T4など、悩みから必要等級を整理します。
換気経路をふさがず遮音したい客室ドアには、上下通気口付の通気遮音ドアを提案します。
すべてカスタム受注生産。既存枠・開口の採寸から製作図・見積までひと続きに支援します。
どの部屋の・どんな音を・どこまで抑えたいかを分かる範囲で共有。
用途・換気・防火の要否から、T2〜T4/通気遮音/防火兼用を整理。
幅・高さ、枠、壁厚、開き勝手など製作に必要な現場条件を確認。
色柄・金物を選び、製作仕様と価格を確定して発注へ。
図面が揃っていなくても大丈夫です。部屋の用途・悩んでいる音・開口の寸法を、分かる範囲でお知らせください。
無理な営業はしません。ドア交換で効果が薄い場合も正直にお伝えします。